進行する陽電化とその対策

放射性物質から放たれる放射線は物質の陽電化を生じさせます。その陽電化とは何か、そして、陽電化にどのように対抗すればよいのか、それについて2011年の福島の事例を元に作った資料を、2019年秋季に突如として起こり始めた放射線値の異常上昇に合わせバージョンアップしました。

何ぶん仮説であり、一般的に検証されたものとは言いがたいのですが、それでも、何も分からないまま今の状況を指をくわえて見てる訳にもいきません。まずは、現在起きていることを理解し、安全を確保するための参考資料として少しでもお役に立てることを目的に、資料を公開したいと思います。

以下、資料スライドです。左右の矢印をクリックすることでスライドを切り替えます。

■スライド解説

1.陽電化説明資料
 タイトルと本資料の主旨を説明したものです

2.物質が陽電化するメカニズム(仮説)
 放射線は遺伝子への影響がよく議論に上りますが、それに加えて留意しなければならないのは、その電離作用によって、電気的陰性が失われることです。陰性が失われた状態の事を、仮に陽電化(ようでんか)と呼ぶことにします。陽電化の進行はガイガーカウンターやモニタリングポストでは計測されませんし、その存在自体が知らされていません。しかもすぐに感覚が慣れてしまうので、その存在に気付くことが難しいのです。

3.生体が陽電化するメカニズム(仮説)
 仮定した条件下で、どれくらいの電気的陰性が失われるのか、電子単位で計算してみました。

4.生体内の化学反応について
 化学を勉強された方ならもうお分かりでしょうが、あらゆる化学反応は電子交換の結果でしかありません。その電気的反応が陽電によって阻害される可能性があることを示唆しています。

5.免疫低下のメカニズム(仮説)
 2011年の福島による汚染時に観測された事実により、陽電化によりマクロファージの免疫機能が阻害される事実を確認しました。詳しくは(新)ブログの「陽電化する日本人(2)-世界滅亡前夜」をご覧ください。

6.噴出し続ける放射性物質で陽電化はこれからも続く
 2011年の福島の時以来、環境中に放射性物質が漏出し続けています。そして、2019年になって以前より指摘していた地下原発からの漏洩物質が地上で観測されるようになってきました。このまま危険物質の放出が続いた時、世界はどうなってしまうのでしょうか?

7.人はどこまで陽電化に耐えられるのか?
 正直なところ、陽電化がこのまま進むとどのようになるかよく分かりません。しかし、スライド5で示したように免疫系には確実に影響が出ているのが確認できています。そこから類推すると、あまり良い結論にならないことはもう申し上げるまでもないでしょう。

8.陽電の特性(体感から)
 2011年の福島の時、「放射能は感染する」という話を切り出し、大いに批判を受けました。現在はそれを訂正し、「陽電は移る」に改めたいと思います。冬の静電気がドアノブから手に移るように、陽電も電気ですので、接触により流れていきます。どんなに陽電から身を守る生活をしていても、陽電化した人や物との接触で陽電をもらってしまうのです。その時は、身体にまとわりついた陽電を取り除かないといけません。

9.陽電化への対処方法
 ここでは、一般的な意味で、陽電化の原因となる放射性物質をなるべく体内に取り込まない食事についてアドバイスを書きました。簡単に言えば、古風な日本食こそが、陽電を遠ざける一番の食生活なのです。その点、日本人は恵まれていると言えるでしょう。加えて、ターミナル駅や空港、レジャー施設など人混みの多い場所へは不要不急の場合は近づかないことをお勧めしています。

※スライドでは触れていませんが、海藻類の積極的摂取もお勧めです。放射性物質の吸着と排出だけでなく、腸内細菌の活性化にも繋がります。

10.陽電除去の実際(経験から)
 ここでは、陽電を遠ざける具体的な方法について記載しています。これらは全て自ら実践によって効果があるだろうと感じたものです。必ずしも一般性があるとは言い切れませんが、各種方法があり入手し易いものが主体なので、まずはご自身の生活にあった方法を実践されることをお勧めします。あと、見落としがちなのですが、裸足で土の地面の上に2~30分立ったり歩いたりするのも効果があります。都会で実行するのはなかなか難しいでしょうが。

※アロマオイルは商品によって品質がまちまちです。基本的に天然で良質のものとしておきますが、それでも合う合わないは人によりけりでしょう。お知り合いにアロマセラピストさんがいらっしゃるなら相談してみるのも良いかもしれません。スライド中の写真は私が使用していたものです。

その他
 私の元に、2012年より放射性物質・陽電化対策として培養し続けている乳酸菌があります。今は関係者を通してお配りしていますが、状況が悪化してきた場合、実費を除き無料で頒布することも考えています。ただし、原資・人手ともほとんど無い状況ですので、実行するのはなかなか難しいのが現実です。

令和元年11月20日
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