核爆弾関連記事ガイド

2022の2月にロシア軍がウクライナに侵攻し、それから長期に亘る紛争が続いたままです。米国・NATO軍の西側陣営と中ロを軸とした旧共産国陣営の対立構造が先鋭化し、1980年代後半からしばらく遠のいていた核戦争の脅威が再び現実となりつつあります・・・

とは言ってみたものの、果たしてこれは本当なのでしょうか?

私たち日本人だけでなく、世界の人々はあまりに強く1945年に広島・長崎に投下されたとする「原爆」のイメージを植え付けられていますが、実際問題として、あれからの77年間、私たちは一度も核兵器の使用を体験していないのです。

ここに大きな疑問が生まれます。このような核不使用の状況を「核の抑止力」と専門家は語りますが、そんな理性的な人類が、中東戦争やベトナム戦争、イラク戦争やその他の地域紛争など、どうして人の血を流す蛮行から一向に抜け出せないのでしょうか?

これを「核の抑止力」という伝家の宝刀で説明するのはあまりに短絡的であると私は考えます。そして、現状を説明する最も明快な答とは

 核兵器は存在しない

からではないかと推測するのです。

そうなると、当然あの広島・長崎の惨劇は何であったのかという反論に答えなければならないのですが、ある旧陸軍技術者(故人)と出会い当時の話を聞くことで、その筋道がやっと見えてきました。

やはり核兵器は存在しないのです。しかし、この世にはあまりにも強烈な広島・長崎のイメージが蔓延しており、その作られたイメージだけが世界の言論をリードしています。

正しい現実認識がなければ、正しい平和論など期待するべくもありません。この現状に対し疑問の声を上げ、核爆弾・核兵器という神話について一石を投じるべく試みたのがこれらの記事なのです。

そして、広島・長崎の悲劇から窺える何よりも重要な事実とは、この悲劇が日米両軍共謀の下で仕組まれたという認めがたい歴史の真実であり、更にその後何十年間も世界の人心を惑わすツールとして利用され続けてきたという、現代社会の恐ろしい現実なのです。


2022年8月5日
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