前回の記事「三浦春馬と馬鹿」では、2020年7月に自殺と言うにはあまりに不自然な、俳優の三浦春馬さんの死について、その歴史的背景から考察してみました。
そこでは、三浦さんの名前が内包している「馬」と「鹿」の意味から、これらの動物を一族の紋章としている2つのユダヤ支族
馬 → イッサカル族
鹿 → ナフタリ族
と古代日本の関係を疑ってみたのです。
そして、三浦さんが「クローゼットで縊死(いし)した」という報道内容から、彼の死そのものが呪詛として次のような意味を持つのではないかと考えたのです。
(ユダヤの)素姓を隠して死ね
つまり、古代日本とユダヤの繋がりを知り、同時に、呪詛について何らかの知識を持つ個人もしくは団体による他殺の線もあるのではないかという話になります。
以上はあくまでも机上の考察であり、それが事実であるかどうかは、更に他の傍証を組み立てる必要があるようです。
■もう一人のクローゼットの死
2020年はコロ病騒ぎが始まって、「ステイホーム」など世の中に鬱屈とした空気が蔓延した年でもありました。そして、三浦春馬さんをはじめ著名人の自死が話題となり、社会を取り巻く空気感がより一層重々しく感じられた年でもあります。
さて、その同じ年の9月、三浦さんと同様に「クローゼットで縊死した」俳優さんがもう一人いらっしゃったのを覚えておられるでしょうか?
それは、忘れもしない実力派女優であったこの方です。
もしも三浦さんの死が呪詛を狙った儀式的な死であったと仮定するなら、当然、竹内さんの死についても同じ歴史的解釈が適用できるはずです。
それでは、竹内さんの場合はどのように分析できるのでしょうか。
■タケの暗号と鹿
三浦さんと同じ様に、竹内さんについてもまずその名前から分析を試みます。竹内さんはもちろん「タケうち」と読むのですが、実は名前の冒頭が「タケ」で始まる神名については、少し前の記事「鹿の暗号と春日の姫」で次のような分類が可能であると既に述べているのです。
建御名方(タケみなかた) → 諏訪大社祭神 → 御頭祭 → 鹿
武御雷(タケみかづち) → 鹿島神宮祭神 → 鹿
〃 → 春日大社祭神 → 鹿
そしてこの2柱の神が組んで格闘したとする古事記の記述は、「組んで1体」となる、すなわち、両者が同一人物であることを示す暗号とも読めるとの解釈を示しています。
そしてこの「タケ」なる命名から、京都府木津川にある健伊那太比売神社の主祭神である健伊那太比売(たていなだひめ)は神名の最初に添えられた「建」(たて・タケ)の文字から、「鹿」で象徴される一族の血縁者であったのだろうと結論を得ています。
他に、同神社の神紋が春日大社、または春日大社を造営したとされる藤原氏の家紋と同じ「下がり藤」であることも、やはりこの祭神が同系の一族であることを示していると考えられるのです。
つまり
健伊那太比売(タケいなだひめ)→ 鹿
となる訳で、これを帰納的に適用すると、少々強引かもしれませんが
竹内結子(タケうちゆうこ)→ 鹿
という結論が得られるのです。
■名に背負わされた古代皇統
さて、過去記事「鹿の暗号と春日の姫」では、「タケ」がどこの家系を意味するのかの考察も述べているのですが、その結論とは
タケ → TK → タカ
とも読めることから、秀真伝(ほつまつたえ)に登場する古代皇統「タカみむすび」の一族を表し、この皇統こそが「鹿の一族」ではないか?との予測を立てています。
この辺の解釈はこれまで曖昧だったのですが、これに今回の竹内結子さんの分析を加えるとその意味がより鮮明になってくるので驚きです。
「結子」の「結」を訓読みにすれば「むすび」となるのは敢えて説明しなくてもお分かりでしょう。すなわち「竹内結子」という名前は次の図のように変換されます。
これを見れば、竹内さんのお名前そのものがかなりストレートに古代皇統「タカミムスビ」を指していることを言葉の並びから見て取れるのです。
ただの言葉遊びと思われるかもしれませんが、言葉こそが呪術の根幹であり、同件を呪術的儀式として解釈するならば、このような言葉の繋がり、特に人名については小さな言葉の変化もおろそかにできないのです。
さて、秀真伝に残されている系図によると、タケミカヅチ(武御雷)はタカミムスビの血統であり、第7代タカミムスビのタカギの代でその皇統はぱったりと途絶えているのです。
そして、現皇室の直系であるイサナギとイサナミは古くにタカミムスビ皇統から別れた血統であることも示されています。
ここまでに竹内結子さんの名前分析で分かったことを整理すると
竹 → 鹿の一族を指している
竹・結 → 鹿の一族とは古代皇統タカミムスビである
となり、ここから
タカミムスビ皇統とはユダヤのナフタリ族(鹿)なのか?
という更なる疑問が生じてくるのです。
そして、竹内結子さんのクローゼット内で縊死した意味を呪詛として解釈すれば、やはり
素姓を隠して死ね
となるのですが、これは、ユダヤとの繋がりを持つ古代皇統の存在が日本古代史から抹殺されるのを願うと同時に、古代皇統の血統とされる現天皇家そのものに対する呪いであるとも解釈できるのです。
ユダヤと古代皇統、そして現天皇家。古代から現在にまで至る秘められた関係とはいったい何なのか?それは美しく聡明な一人の女優、そして三浦春馬さんの命を犠牲にしてでも呪い続けなければならないものなのか?
二人の俳優の死の裏には、どうやら日本の国体に関する大きな秘密が隠されているのではないかと思わずにはいられないのです。
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