モロともののけ姫の考察

富士山麓の愛鷹山(あしたかやま)調査から始まった、アニメ映画「もののけ姫」の構造分析ですが、掲載回数が増えるにつけ複雑で分かりにくくなってしまいました。

そこで、これまでの掲載内容をまとめたスライドショーを作成しましたので、これを以って今回の記事とさせていただきます。なお、スライド中にはこれまで未発表の内容も含まれているので、前回までの記事を読まれている方も、ぜひ一度目を通してください。

未発表の新たな見解とは次の2点であり、スライドショーの中でその結論に至る考察過程を説明しています。

 ・作品冒頭に現れるタタリ神のモデルとなった人物
 ・犬神モロのモデルとなった人物

(左)タタリ神と(右)モロ
(© 1997 Studio Ghibli・ND)

■スライドショー

全15スライド。左右の矢印をクリックして移動できます。次のブログ記事掲載時には動画バージョンの公開も予定しています。


以下は、これまで掲載した「もののけ姫」関連記事のリンクです。順を追わないと話の流れが理解しにくい箇所もあるかと思いますので、ぜひこちらを参考にしてください。

(神)ブログ記事
 ・愛鷹山とアシタカ    2021年1月31日
 ・もののけ姫と獣神たち  2021年2月15日 
 ・犬神モロと下照姫    2021年2月28日 
 ・下照姫を巡る史書の暗号 2021年3月15日 

(真)ブログ記事
 ・上代皇統とジブリ映画  2021年2月1日

メルマガ読者の方には前回配信記事で説明していますが、このテーマは趣味のアニメ鑑賞や古代史研究では済まされない、現実的かつ喫緊の問題を含んでいます。つまり、この国の置かれた現実を深く知るためには、隠された日本古代史の理解は絶対的に欠かせないのです。

アニメ作品にこれだけの情報が埋め込まれているということは、そこにも深い意図があるのだと考えなければなりません。少なくとも、神話ファンタジーではない日本正史を理解し、その知識を以って現実社会に影響力を持とうとする勢力がこの国にはある、それだけは紛れもない事実なのです。

明日配信予定のメルマガでも、この点について新たに解説を加えたいと思います。また、メルマガをご購読いただいてる特典として、上記スライドのPDF文書ダウンロード先についてお知らせいたします。


千引岩 今ぞあけたり 爽し富士はも
管理人 日月土


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